4位発進の友野一希「脱!代打!」の理由は「スケート人生、めっちゃ長いわけでもないので…」

[ 2022年12月23日 22:16 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2022年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュア男子SP>演技する友野一希(撮影・長久保 豊)
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 男子SPが行われ、友野一希(上野芝ク)は85・43点で4位発進となった。

 冒頭の4回転トーループで転倒。続く4回転サルコー―2回転トーループの連続ジャンプ、後半のトリプルアクセル(3回転半)は決めたが、最初のミスもあって演技後は苦笑いを浮かべた。

 キスアンドクライのバックボードに書き込んだ今大会への思いは「脱!代打!」。これまで補欠から出場した世界選手権や四大陸選手権で結果を残し、フィギュアスケート界の「代打の神様」と評されてきたが、現状に満足はしてない。

 「殻をしっかりと破れるように。自分のスケート人生も今後、めっちゃ長いわけでもないと思うので…。あと何をすればいいんだろうと考えると、代表として結果を残すことだと思う。そういう選手に成長して、次へのステップに行きたい」

 25日に行われるフリーで巻き返しを図る。

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2022年12月23日のニュース