ペア“はるすみ”笑顔の54・21点 憧れ“りくりゅう”に「褒めてもらえるように」

[ 2022年12月23日 16:29 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2022年12月23日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )

<全日本フィギュア ペアSP>演技する村上遥奈&森口澄士(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ペアのSPが行われ、“はるすみ”ことジュニアの村上遥奈、森口澄士組(木下アカデミー)が54・21点をマークした。

 GPファイナル優勝の“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が航空機遅延とロストバゲージで欠場となったため、1組のみの出場。2回転のツイストリフトや3回転ルッツなどを見せ、キス&クライでは笑顔だった。2人は「大きなミスなく滑り切れてうれしい」と言葉をそろえた。

 2人ともシングルでも出場している“二刀流ペア”で、先週のジュニアGPファイナルでは4位。1週間でシニア用のプログラムを振り付けて準備を進めてきた。すぐに男子SPを控える森口は「しんどいのは分かっているが、どこまでできるか試す舞台」と話した。

 一緒に練習することもある憧れのりくりゅうの欠場について村上は「演技を見てたくさん学ぼうと思って楽しみにしていたので残念です」と言う。それでも、森口は「次に一緒に滑った時に褒めてもらえるように頑張りたい」と気合を入れた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月23日のニュース