高谷惣亮 全日本選手権12年連続優勝「毎年頑張っての結果。よく走ってきたと思う」

[ 2022年12月23日 05:03 ]

男子フリースタイル92キロ級決勝、12大会連続優勝を果たしメダルを手にポーズを決める高谷惣(撮影・木村 揚輔) 
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 レスリングの全日本選手権第1日は22日、東京・駒沢体育館で行われ、非五輪階級の男子フリースタイル92キロ級で、高谷惣亮(ALSOK)が4階級をまたぎ12年連続優勝を果たした。4大会連続出場の懸かる24年パリ五輪は東京大会と同じ86キロ級に戻す見通しで、来年6月の全日本選抜から世界選手権代表入りを目指す。

 決勝は序盤に8―0と大きくリードも、最終的に12―8とよもやの苦戦。それでも高谷惣は「毎年頑張っての結果。よく走ってきたと思う」とホッと息をついた。今年は4月に母校の拓大監督に就任すると、9月に第1子となる長男が誕生。来年4月からは筑波大学大学院の博士課程で学ぶといい、多忙を極める。それでもパリへの気持ちは強く、「練習量が落ちている中、どれだけ質を上げられるかが勝負」と今後を見据えた。

 五輪階級の女子68キロ級は、今年9月の世界選手権で非五輪階級の65キロ級を制した森川美和(ALSOK)が2試合を勝ち、23日の決勝進出を決めた。

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2022年12月23日のニュース