渡辺倫果 表彰台まであと一歩も手応え4位 坂本花織はSP首位からフリー最下位…ぼうぜん5位

[ 2022年12月12日 04:44 ]

フィギュアスケートグランプリ(GP)ファイナル最終日 ( 2022年12月10日    イタリア・トリノ パラベラ競技場 )

演技を終え笑顔を見せる渡辺倫果(撮影・長久保 豊)
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 渡辺倫果(20=法大)はフリー3位となる得点で4位に入った。冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で着氷が乱れて手をつくミス。後半の3回転ルッツでは転倒するなど、全体を通して思うような演技はできなかった。

 結果的に表彰台まであと一歩だったとはいえ、GPシリーズの代替出場から勝ち上がった今大会。「この世界は甘くない。本当にいい経験ができた」と手応えを強調した。

 SP首位だった坂本花織(22=シスメックス)はフリー最下位のスコアで5位に転落し、演技後はぼうぜんとした表情を浮かべた。

 序盤の3回転ルッツで着氷が乱れ、後半のジャンプでもミスが続出。昨季に北京五輪3位、世界選手権を制した実力を示せず「地に足がついていない状態。体の動きが鈍くて、気づいたら最後まで終わっていた。この結果は受け入れるしかない」と振り返った。

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