東京国際大エース・ビンセント、箱根OK「70~80%の調子」 出雲、全日本欠場も

[ 2022年12月12日 04:48 ]

練習する東京国際大・ビンセント(中央)ら(撮影・島崎忠彦)
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 来年1月2、3日の第99回東京箱根間往復大学駅伝に向け、前回5位の東京国際大が11日、取材会を行った。右ふくらはぎ負傷で今季の出雲、全日本大学駅伝を欠場した絶対エースのイエゴン・ビンセント(4年)は「良くなってきている。70~80%の調子」と語り、箱根に間に合う見込みとなった。

 1年時は3区、2年時は2区の区間新記録を叩き出した箱根路もこれがラスト。希望区間について「1~4区のどこかを走りたい」と語り「その日の調子で区間新もできる」と自信をのぞかせた。5位以上の成績を目指す大志田秀次監督(60)は「序盤の流れが大事」と語り、ビンセントと丹所健(4年)の仕上がりを見ながら、2、3区の起用を決めるという。

 ≪法大 目標5位に手応え≫法大は10日のチームエントリーではベストメンバーがそろうなど、目標の総合5位に向けて順調な調整が進んでいる。坪田智夫監督は「秋から好調が維持できている。練習の消化もいい」と手応えを口にした。11月の全日本大学駅伝は出場を逃したが、その分は記録会やハーフマラソンで連戦し、選手は軒並み自己記録を更新。昨年度は1区9位のエース内田隼太主将(4年)も「5位を目指すにはどの区間もミスできないが、チームの雰囲気はいい」と話した。

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2022年12月12日のニュース