甲山親方長男・斎藤成剛「会場沸かせる力士に」 伊勢ノ海部屋入門会見

[ 2022年12月12日 04:38 ]

伊勢ノ海部屋入門会見を行った埼玉栄の齋藤。右は父の甲山親方。左は師匠の伊勢ノ海親方=撮影・前川 晋作
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 甲山親方(元幕内・大碇)の長男で埼玉栄高相撲部3年の斎藤成剛(17)が11日、東京都文京区の伊勢ノ海部屋で入門会見を行った。1メートル75、110キロの斎藤は「会場を沸かせる力士になりたい」と小兵ながら得意の右前みつの形を磨いて関取を目指すことを誓った。12日に新弟子検査を受け、初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)で初土俵を踏む。同席した父の甲山親方は「覚悟を決めたなら頑張れよという気持ち。自分の子供なので心配もしますけど期待の方が大きいですね」と父親の顔をのぞかせた。

 ≪春日野部屋入門・小林嵐 高校同期に「負けない」≫埼玉栄高3年の小林嵐(18)は東京都墨田区の春日野部屋で入門会見を行った。同校相撲部の同期4人が九州場所で初土俵を踏み、初場所でさらにもう2人デビュー予定。「人一倍負けず嫌いなので、負けたくない」とライバルたちに闘志を燃やした。1メートル78、140キロの体を生かした馬力を武器に「21、22歳までには上がりたい」とまずは関取昇進を目指す。そしてその先は「大相撲に入るなら横綱」と大きな夢を描いた。

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