【箱根駅伝】法大・内田主将 目標の“見える化”で総合5位達成必ず

[ 2022年12月11日 19:55 ]

<箱根駅伝・法大公開練習>内田主将(前列左)を先頭にランニングする法大選手たち(撮影・村上 大輔)
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 来年1月2、3日の箱根駅伝に8年連続83回目の出場を果たす法大が11日、東京都町田市の多摩キャンパスで練習を公開。昨年度は1区9位だったエースの内田隼太主将(4年)は「チームの雰囲気は凄くいい。コンディションも主力だけではなく、選手全員がいい状態」と目標とする総合5位に向けて手応えを口にした。

 10月の出雲駅伝は過去最高タイの7位。11月の全日本大学駅伝は出場を逃したが、その分は記録会はハーフマラソンで実戦を積み、ほぼ全員が自己記録を更新したという。春先には活動休止を余儀なくされる期間があり、その影響で6月の全日本関東予選は惨敗。これがターニングポイントとなり、夏合宿も充実した練習を積めたといい、「1人1人が引っ張る意識を持ってくれている」と話した。

 主将としては“見える化”を断行した。新チーム始動時に各選手に年間の目標や練習計画を書いてもらい、シートを全員で共有。毎月ごとのレポート提出も求め、チームとして目標達成できるシステムを構築した。ここまでの効果はてきめん。あとは集大成の箱根で結果を出すだけだが、「5位という目標は、どの区間もミスできない。最後まで集中したい」と気を引き締めた。

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