【箱根駅伝】東京国際大・ビンセント「1~4区のどこかを走りたい」負傷から復調

[ 2022年12月11日 17:17 ]

<箱根駅伝東京国際大取材会>走る東京国際大・ビンセント(中央)ら(撮影・島崎忠彦)
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 来年1月2、3日の箱根駅伝に向けて、前回5位の東京国際大が共同取材を行い、絶対エースのイエゴン・ビンセント(4年)が復調を明かした。10月の出雲駅伝1週間前に右ふくらはぎを負傷し、11月の全日本大学駅伝の1週間後から練習を再開。最終学年の今季、2つの駅伝は休養を優先させて出場を断念したが、最後の箱根路へ向けて「悪くない。良くなってきている」と話した。

 現在の状態については「70~80パーセントの間の調子」に戻ったといい、希望区間については「1~4区のどこかを走りたい」。1年次は3区、2年次は2区の区間新記録をたたき出しており、今回も「その日の調子で区間新もできる」と自信を見せた。

 前回の5位以上の成績を目指す今大会について、大志田秀次監督(60)は「序盤の流れが大事」と強調。1区に山谷昌也(4年)の配置が有力で、2、3区はビンセントと丹所健(4年)の状態を見極めながらの采配となりそうだ。指揮官は「これから次第。選手の希望も聞きながらその時に適切なオーダーを組みたい」と話した。

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