昨季ファイナルの再現はウォリアーズの勝ち セルティクスの連勝は3でストップ

[ 2022年12月11日 14:48 ]

セルティクスのテータムをマークするウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAは10日に各地で8試合を行い、サンフランシスコ(カリフォルニア州)では昨季のファイナルで顔を合わせたウォリアーズとセルティクスが半年ぶりに激突。ファイナルを4勝2敗で制した地元のウォリアーズが123―107(前半68―63)で東地区全体で首位に立っているセルティクスを下して今季の成績を14勝13敗とした。

 クレイ・トンプソン(32)が4本の3点シュートで34得点を挙げれば、ファイナルでMVPとなったステフィン・カリー(34)も6本を沈めて32得点。ウォリアーズはロードでは2勝11敗と苦戦が続いているが、ホームでは12勝2敗という好成績を収めている。

 セルティクスの連勝は3で止まって21勝6敗。ジェイレン・ブラウン(26)が31得点、ジェイソン・テータム(24)は18得点をマークしたものの、リーグ1位を記録している3点シュートの成功率(40・0%)は30・0%(40本中12本)に低下した。ロードでは10勝4敗。東地区全体2位でこの日試合のなかったバックス(19勝6敗)とは1ゲーム差となった。

 スパーズは敵地マイアミ(フロリダ州)でヒートに115―112(前半59―57)で競り勝って8勝18敗。11連敗のあとは白星を2つ並べた。

 この日は1996年にグレグ・ポポビッチ監督(73)が、解任されたボブ・ヒル前監督の後任としてスパーズで初采配(対サンズ=76―93で敗戦)をふるってからちょうど26年目。指揮官の“初陣記念日”に選手たちが白星をプレゼントする1日となった。

 <10日の結果>
スパーズ(8勝18敗)115―111*ヒート(12勝15敗)
ネッツ(16勝12敗)136―133*ペイサーズ(14勝13敗)
クリッパーズ(15勝13敗)114―107*ウィザーズ(11勝16敗)
*キャバリアーズ(17勝10敗)110―102サンダー(11勝15敗)
*ブルズ(11勝14敗)144―115マーベリクス(13勝13敗)
*ウォリアーズ(14勝13敗)123―107セルティクス(21勝6敗)
*ナゲッツ(16勝10敗)115―110ジャズ(15勝14敗)
*トレイルブレイザーズ(14勝12敗)124―118ティンバーウルブス(13勝13敗)
 *はホームチーム

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