17歳・三浦佳生は3位スタート「凄い先輩たち」と上位独占「実感湧かない」

[ 2022年12月9日 06:10 ]

フィギュアスケートGPファイナル第1日 ( 2022年12月8日    イタリア・トリノ )

<トリノGPファイナル 男子SP>演技する三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 男子SPが行われ、17歳の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)が87・07点で3位につけた。 冒頭の4回転サルコー―3回転トーループの後半に転倒。「サルコーが凄く良いジャンプでトーループで焦ってしまった。慌ただしくなったのが悔しくて、演技が途切れたのが反省点」。それでも、3回転半、後半の4回転トーループを決め、スピンは最高のレベル4でそろえた。

 「後半のトーループは立て直すことができたのは、こらえぎみでしたが、成長できた点」と振り返り、10日のフリーに向けて「できることを精いっぱいやることを意識して、自分の最大限を引き出せるように中1日頑張りたい」と話した。

 宇野昌磨、山本草太とともに日本勢が上位を独占。2人の演技を見たのは「ノービスBになっていないくらいの時」と回想し「凄い先輩たちで、今自分がこの選手たちの隣にいるのが想像つかないくらい実感が湧かない」と話す。「去年は羽生結弦選手もいて、全日本ではたくさんの上手な選手の中で滑ることができた。本当に今の日本はお手本がたくさんいて、良い時代だなと思います」とも語った。

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