甲山親方の長男・齋藤成剛ら8人が申し込み 高校相撲の実力者がズラリ 初場所新弟子検査

[ 2022年12月9日 18:24 ]

7月、全国高校総体団体戦準優勝の埼玉栄・齋藤成剛(左)と父の甲山親方(元幕内・大碇)
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 日本相撲協会は9日、大相撲初場所(来年1月8日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査に、元高校横綱で今年の実業団横綱の落合哲也(19=宮城野部屋)ら計8人が受検すると発表した。検査は12日に行われる。

 落合の他にも、高校相撲で実績を残してきた期待の逸材が名を連ねる。九州場所で同時に4人デビューした埼玉栄高からは、レギュラーとして団体戦でも活躍した3人が受検する。甲山親方(元幕内・大碇)の長男で、昨年の全国高校選抜大会100キロ級準優勝の齋藤成剛(17=伊勢ノ海部屋)、全国高校選抜宇佐大会3位の小林嵐(18=春日野部屋)、高校横綱の齊藤瞬佑(18=武隈部屋)。齊藤瞬佑はこれまで「高山瞬佑」の名で活躍し、4日の全日本選手権にも出場した。

 また、静岡・飛龍高からは、桑原哲平(18=伊勢ケ浜部屋)と長村晃宏(18=木瀬部屋)の全国高校選抜大会団体優勝メンバー2人が受検する。

 幕下15枚目格付け出し資格を有している落合以外の7人は、合格すれば初場所の前相撲で初土俵を踏む。

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2022年12月9日のニュース