山本草太は94・86点で2位発進「ちょっと眠いなと思いながら…」ノーミス演技を披露

[ 2022年12月9日 06:38 ]

フィギュアスケートGPファイナル第1日 ( 2022年12月8日    イタリア・トリノ )

<トリノGPファイナル 男子SP>演技を終えた山本草太(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 男子のショートプログラム(SP)が行われ、初出場の山本草太(中京大)は自己ベストに迫る94・86点をマークして2位発進となった。

 今季で2シーズン目となるSP「イエスタデイ」。情感たっぷりに演じるとともに、ジャンプも冒頭から4回転―3回転の連続トーループ、続く4回転サルコーと決めていく。後半のトリプルアクセル(3回転半)も成功させると、演技後には充実した表情を浮かべた。

 「ショートで(今季は)ずっとノーミスできているので。自分でもビックリなんですけど。本当に、毎試合ノーミスで終えられていることは凄くホッとしますし、あとは明後日に向けて頑張っていきたいと思います」

 初めてのGPファイナル。大舞台に緊張感は高まり、やや時差ぼけも残るコンディションだった。その中で納得できる演技を披露できたことが、次につながる。

 「ちょっと眠いなと思いながら、それでも“うまく絶対にやるぞ”と持っていけたので。自信にして頑張っていきたい。フリーで思い切って、自信を持って臨みたい」

 男子のフリーは日本時間で10日の午後9時30分開始予定となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月9日のニュース