ペア“りくりゅう”涙のファイナル制覇「日本チームとして初めて優勝できてうれしい」

[ 2022年12月10日 03:04 ]

フィギュアスケートGPファイナル第2日 ( 2022年12月9日    イタリア・トリノ )

<トリノGPファイナル ペア>優勝の三浦璃来&木原龍一はキス&クライで号泣(撮影・長久保 豊)
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 ペアのフリーが行われ、昨季の世界選手権準優勝の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)がSPに続きトップの136・50点をマークし、合計214・58点で初制覇を成し遂げた。2位とは1・30点差の僅差だった。

 “りくりゅう”の2人はジャンプのミスもあったが、3つのリフトをレベル4でそろえ、スロー3回転ルッツも着氷。優勝が決まると、キス&クライで2人は号泣した。

 優勝インタビューで木原は「今日はベストな演技ができなかったが、日本チームとして初めて優勝できてうれしい」と喜びを語り、今季の目標について問われた三浦は「世界選手権は私たちの母国日本なので。良いところを存分に皆さまにお届けできれば」と話した。

 さらに「温かく応援してくれたので最後まで力を出すことできました」と三浦が語り、2人そろって「Grazie!(ありがとう)」と大声を張り上げた。最後にイタリアでの好きな食べ物は「ピザ?パスタ?」と問われた三浦が「ティラミス」と答えると、会場が笑いに包まれた。

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2022年12月9日のニュース