Wリーグ開幕！！トヨタ自動車V3へ白星発進　大神新監督初陣で迷いのない采配披露

＜トヨタ自動車・ENEOS＞試合で指示を出す、トヨタ自動車の大神監督
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　バスケットボール女子Wリーグが14チームによる2回戦総当たり方式のレギュラーシーズンが19日に東京・代々木第2体育館で開幕し、3連覇を狙うトヨタ自動車が3季ぶりの優勝を目指すENEOSに70―57で快勝。今季から就任した大神雄子新監督（40）の初陣を白星で飾った。ENEOSは右足首の疲労骨折から復帰した日本代表の林咲希（27）が約半年ぶりにプレー。3本の3点シュートを決めるなど奮闘した。

　トヨタ自動車は3連覇へ好発進した。20～21、21～22年にチームを連覇に導いたモンデーロ前監督が昨季限りで退任。コーチから昇格した大神新監督は04年アテネ五輪代表で、08年には日本人2人目のWNBA選手としてマーキュリーでプレーした。この日はベンチに座らず立ちっ放し。終盤はジャケットを脱いで半袖で指示を送った。17日に不惑の誕生日を迎えたばかり。積極的にボールを奪いにいく迷いのない采配で古巣から24のターンオーバーを誘発し「監督1年目。ルーキーらしく、恐れずに挑戦し続けたい」と語った。