原英莉花、パット好調で自己ベストタイ65発進 女子ゴルフマスターズGCレディース開幕

[ 2022年10月20日 15:54 ]

女子ゴルフツアー NOBUTA GROUP マスターズGCレディース第1日 ( 2022年10月20日    兵庫県マスターズGC )

<マスターズGCレディース第1日>9番、バーディーパットを放ち「入れ」と叫ぶ原英莉花(撮影・井垣 忠夫)
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 原英莉花(23=NIPPON EXPRESSホールディングス)が8バーディー、1ボギーの7アンダー65をマークし好発進した。65はパー72ではツアーでの自己ベストタイ。

 インから出て12番パー5で奥のラフから4メートルを決めてバーディーラッシュの幕が開いた。前半で5つ伸ばして折り返し、3番では「この日一番のパット」と難しいラインを沈めるなど一時はコースレコード(63)更新に迫る勢い。8番パー5で3パットのボギーとしたが、9番パー4をパーとし、険しかった表情を緩ませた。

 プレー後の会見では「パットで決め切れたことで流れに乗れた」と好スコアの要因を挙げた。前戦の富士通レディースはパットが自分の中でイメージできず苦しんだこともあり今週からパターをピン型からマレット型に変更。さらにグリップも太目のタイプを使用し「出玉が安定して自信持って打てるようになった。久しぶりに迷いなく打てた」という。

 今季はここまで未勝利。メルセデスランキは41位で、2週間後のTOTOジャパンクラシックの出場権を逃した。まずは1年ぶりの優勝を果たし最終戦、ツアー選手権リコー杯への出場権を確定させたいところだ。2018年には4位に入って初のシード獲得を確定させるなど相性のいい大会。終盤戦に向け「1試合(出場が)減ってしまったので、2試合減らさないように頑張ります」と気合を入れた。
  

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