新体操イオンカップ開幕 喜田純鈴はシニア個人総合で暫定4位「今できることはやれた」

[ 2022年10月20日 20:51 ]

<イオンカップ2022世界新体操選手権>エンジェルRGカガワ日中・喜田純鈴のボールの演技 
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 イオンカップ2022世界新体操クラブ選手権は20日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕し、予選の前半2種目が行われ、日本勢はアリシエ兵庫が合計164.850点で3位、エンジェルRGカガワ日中は161.100点で5位につけた。シニア2人、ジュニア1人の個人演技の合計点でクラブ世界一を争う大会。予選上位3チームとシードのウクライナ、イスラエル、イタリアのクラブと開催国ワイルドカードのイオンが22日からの決勝に出場する。

 また、シニア、ジュニアの個人総合でも争われ、喜田純鈴(21=)エンジェルRGカガワ日中)がボール、フープの2種目を終え、60.800点で暫定4位につけた。昨夏の東京五輪で個人総合11位、同10月の世界選手権では8位入賞を果たした喜田だが、今年9月の世界選手権は32位と不本意な結果に終わった。帰国後は「技術的な部分より、気持ちをどう持っていくかを意識した」という。この日、大きなミスはなかったが、「2種目とも良い出来ではなかったけど、今できることはやれたかな」と笑顔なく振り返った。

 新型コロナウイルスの世界的流行の影響でイオンカップの開催は19年以来、3年ぶり。喜田は「これまで開催できなかった試合が東京で開催されたことは、すごく思い出深い試合になる」と話す。21日の予選後半の結果次第でチーム、個人ともに決勝に進出できるかどうかが決まる。「あすも同じように緊張すると思う。どう乗り越えていくか、自分との戦いなので頑張りたい。次の全日本選手権(27日開幕、高崎市)につながるような演技をしたい」と意気込みを語った。

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2022年10月20日のニュース