阿武咲が若隆景に2勝1敗、高安に2勝3敗「良い稽古をさせてもらっています」荒汐部屋に出稽古

荒汐部屋で高安（右）と申し合い稽古を行う阿武咲（撮影・前川　晋作）
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　大相撲の幕内・阿武咲（26＝阿武松部屋）が20日、東京都中央区の荒汐部屋へ出向き、計11番の申し合い稽古を行った。

　関脇・若隆景（27）に2勝1敗、十両・荒篤山（28）に3勝0敗、同じく出稽古に訪れた幕内・高安（32＝田子ノ浦部屋）に2勝3敗。若隆景を馬力で圧倒する場面も見られ「本当に良い稽古をさせてもらっています」と充実感を示した。先週は大嶽部屋と田子ノ浦部屋へ出向き、昨日から明日までの3日間は荒汐部屋へ通う予定という。

　秋場所は5勝10敗と負け越し。幕内下位の番付で迎える1年納めの九州場所（11月13日初日、福岡国際センター）へ「締めの場所ですし、しっかり良い成績で終わりたいですね。気合入れて頑張るだけです」と力を込めた。