ビキニフィットネス女子163センチ超級・安井7連覇 10月世界一挑戦へ「まだまだギアを上げていく」

[ 2022年9月20日 04:33 ]

スポニチ後援ボディービル 2022年オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス ( 2022年9月19日    神奈川・茅ケ崎市民文化会館 )

ビキニフィットネスのオーバーオール審査でフロントポーズを見せる(左から)163センチ超級とオーバーオールで優勝した安井友梨、163センチ以下級で優勝のダンシーあずさ、163センチ以下級優勝の小谷野彩香(撮影・田中 和也)
Photo By スポニチ

 ボディービルの2022年オールジャパンフィットネスチャンピオンシップス(スポニチ後援)が19日、神奈川・茅ケ崎市民文化会館で開催された。14部門に413人がエントリーし、ビキニフィットネス163センチ超級は愛知の安井友梨(38)が制し大会7連覇。オーバーオール(他階級優勝者との比較審査)でも1位となった。実力者がそろったメンズフィジーク172センチ以下級は東京の長沢秀樹(32)が初優勝を飾った。

 7連覇を果たしたビキニの絶対王者・安井は初優勝の当時を思い返して目を潤ませた。「最初の優勝(15年)がこの大会。当時は2人しか出ていなかったのに今は40人の階級もある。ビキニファンを増やそうと思ってきて、思い描いていた絵が8年目にして見えました」と感慨に浸った。10月には昨年2位だった世界選手権(韓国)が控えている。「改善点はある。まだまだギアを上げていく」と銀行員との二刀流で世界一を目指す。

 ≪メンズフィジーク172センチ以下級は歯科医・長沢が初V/≫計算し尽くされた戦略で歯科医の長沢が勝者となった。2連覇中の久野、7月のスポルテックカップ2位の増原ら強豪がひしめく中、1次・2次ピックアップ、予選と進むにつれて体を変えていった。「徐々にパンプの量を増やしていきました」というように決勝では肩の丸みが最高に際立ち、昨年2位の雪辱を果たした。仕事に影響のないように鍛えてつかんだ頂点。「最高です。今までで一番うれしい」と白い歯をのぞかせた。

続きを表示

2022年9月20日のニュース