前回女王・大坂なおみ「一戦ずつ確実に戦いたい」　3年ぶり東レPPOテニス開幕

会見で明るい表情で答える大坂（撮影・木村　揚輔）
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　女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープンが19日、有明テニスの森公園で開幕した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。前回19年大会覇者で世界ランキング48位の大坂なおみ（24＝フリー）は20日の1回戦で世界55位のダリア・サビル（28＝オーストラリア）と対戦する。この日は会見に臨み「前回が19年なのでディフェンディングチャンピオンと言われるのは妙な感じ。もちろん優勝したいが、一戦ずつ確実に戦いたい」と語った。

　今夏のハードコートシーズンは4大会に出場し、1勝4敗。11日に閉幕した全米オープンも前哨戦で腰を痛めた影響もあり1回戦で敗退したが「ケガは良くなっている」と強調した。東レ・パンパシフィック・オープン本戦は過去5回の出場で1回戦を突破した3大会は全て決勝に進出しており、初戦が連覇への鍵を握りそうだ。