メイン平、少年時代に何度も訪れた場所…「すごく不思議」 地元・宮崎で日本代表候補合宿スタート

[ 2022年9月20日 22:35 ]

実戦形式の練習で味方へ指示を出すメイン平
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 ラグビー日本代表候補は20日、秋季合宿の第3クールを宮崎市でスタートさせた。現在は代表候補50人超が招集されており、10月のオーストラリアA代表3連戦に向け、今月末に約40人まで絞られる。宮崎出身で22歳のFBメイン平(BR東京)は、今秋の生き残りを懸けた最終フェーズへ覚悟を口にした。

 地元で汗を流し、感慨深い様子で取材の場に姿を見せた。宮崎市は、ジョン・カーワン・ヘッドコーチ時代から日本代表の合宿地としておなじみ。メインは少年時代に学校から帰宅すると、毎日のように足を運んで代表選手と写真撮影していた思い出の場所だ。「すごく不思議で、自分がここにいられることを楽しんでいる」。ハードな練習後でも自然と笑みがこぼれた。

 秋季合宿は第3クールへ突入し、熾烈(しれつ)なポジション争いは激しさが増す。練習は午前と午後の2部制で、この日は第2クールまでの大分・別府合宿より本格的な実戦形式に時間を割いた。メインはFBとWTBへ交互に入ってユーティリティー性をアピール。来月1日から始まるオーストラリアA代表戦に向け「(WTBとFB)どっちもできることは有利。自分のベストを出してポジションを獲りたい」と決意を示した。

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2022年9月20日のニュース