ラグビー日本代表候補、宮崎合宿スタートで第3クール突入 坂手主将「また一つエンジンがかかる」

[ 2022年9月20日 20:12 ]

ラインアウト練習で指示を送る坂手主将
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 ラグビー日本代表候補は20日、秋季合宿の第3クールを宮崎市でスタートさせた。現在は代表候補50人超が招集されており、10月のオーストラリアA代表3連戦に向け、今月末に約40人まで絞られる。

 今秋の生き残りを懸けた争いが、最終フェーズへ突入した。フッカー坂手淳史主将(29=埼玉)は、より緊張感を高める。「今週末で少し絞られると思う。宮崎に来て、また一つエンジンがかかる」。練習は午前と午後の2部制で、第2クールまでの大分・別府合宿より本格的な実戦形式に時間を割いた。

 この日で、W杯日本大会の開幕ロシア戦から3年となった。「そこから3年はコロナで自分たちの強化がうまくいかなかったことや、(合宿などの活動に)集まれない時間があったが、昨年から代表活動ができていて充実している。自分の体のコンディションも良くなってきているし、代表のみんなも(戦術など)理解度が高くなってきているので、あの時と比べても良いかたちで進めているんじゃないかと思う」。坂手は言葉に実感を込めた。

 当初は18日に大分・別府から移動予定だったが、台風14号の影響で17日に前倒し。18日は休養日で「疲労はとれている。少しゆっくりしてミーティングもできた」とリフレッシュした。来月1日からはオーストラリアA代表との強化試合が始まる。主将は「ゲームに対しての準備になる。待ち遠しく思うのと、今やっているラグビーをどう、グラウンドで表現できるか楽しみ」と見据えた。

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2022年9月20日のニュース