ナダル 引退表明フェデラーへ思い「あなたと時をともにでき光栄」

[ 2022年9月17日 05:15 ]

17年1月、全豪オープン男子シングルスで優勝し、表彰式でナダル(左)と握手を交わすフェデラー
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 男子テニス元世界ランキング1位で4大大会20勝を誇るロジャー・フェデラー(41=スイス)が15日、23日からの大会を最後に現役引退すると表明し、テニス界からSNSでねぎらいの声が上がった。

 長年のライバルで4大大会男子最多22勝のラファエル・ナダル(スペイン)は「この日が来なければいいと思っていた。個人的にも世界のスポーツ界にとっても悲しい日」とつづった。幾多の名勝負を繰り広げ「あなたと時をともにできたことは、光栄であり名誉だった」と感慨に浸った。

 19歳で全米オープンを制したカルロス・アルカラス(スペイン)は「ロジャーは憧れの一人。テニス界にもたらした全てのことに感謝したい」と投稿。女子テニス協会(WTA)を創設した元名選手のビリー・ジーン・キングさんは「王者の中の王者」と称賛した。

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2022年9月17日のニュース