日本中に卓球台を!日本卓球協会100周年に向けて新事業 宮崎専務理事「卓球を国民的スポーツに」

[ 2022年9月17日 19:36 ]

卓球台
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 日本卓球協会は17日の理事会で、小学校や特別支援学校、児童福祉施設、高齢者施設、障がい者施設に卓球台を配布する事業を新たに始めることを決めた。

 理事会後にオンラインで取材に応じた宮崎義仁専務理事は「卓球台をいただきたいというところに簡単な企画書を出してもらって、卓球台を贈っていく。これを10年間続ける。9年後には100周年を迎えるので、そこに向けて日本中を卓球台だらけにしたい。そして気付けば卓球が国民的スポーツになっているというところまでもっていきたい」と語った。

 まずは内閣府に事業計画の変更を届け、その承認を待って事業をスタートする。初年度は300万円を予算として計上したが、宮崎専務理事によると、300万円で購入できるのは15台程度。「できれば年間100台、10年で000台ぐらいは贈りたい。そのためには多くの企業の賛同いただき、協賛いただかいと思っている」とし、今後は協賛を募る活動も始めるという。同専務理事は「卓球は3歳から100歳までできるスポーツ。まずは、みなさんに楽しんでほしい、そこが一番」と意義を強調した。

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