北勝富士 無傷の7連勝で単独首位!照ノ富士“意地の4勝目”、正代はドロ沼6連敗

[ 2022年9月17日 17:55 ]

大相撲秋場所7日目 ( 2022年9月17日    両国国技館 )

<秋場所7日目>懸賞金を手にする北勝富士(撮影・久冨木 修)   
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 大相撲秋場所は17日、東京・両国国技館で7日目の取組が行われ、3勝3敗の横綱・照ノ富士(30=伊勢ケ浜部屋)が西小結・逸ノ城(29=湊部屋)を寄り切りで破った。西前頭八枚目の北勝富士(30=八角部屋)が無傷の7戦全勝で単独首位に立った。

 照ノ富士は、先場所優勝の小結・逸ノ城との結びの一番。立ち合いからそのまま寄り切って4勝目。膝の痛みをこらえながらも“横綱の意地”を見せ白星を先行させた。

 大関勢は貴景勝が前日に照ノ富士から金星を挙げた平幕・宇良を押し出しで下し、2敗をキープ。御嶽海は小結・霧馬山に寄り切りで敗れ、黒星先行となる4敗目。正代は平幕・錦木に敗れドロ沼6連敗を喫した。

 平幕勢による上位争いとなった今場所は、無敗の北勝富士が隆の勝を押し出しで下し破竹の7連勝。玉鷲が関脇・若隆景に突き落としで敗れ初黒星を喫したため、北勝富士が単独首位に立った。

 首位を追う1敗勢では王鵬が琴勝峰に押し出し、若元春が栃ノ心に引き落としでともに敗れ2敗目。高安は遠藤を押し出しで下し、1敗をキープ。7日目を終え1敗力士は玉鷲、高安の2人のみとなった。

 また、初日から唯一の6連敗だった平幕・宝富士は平幕・碧山を寄り切りで下し、7日目にして初白星を手にした。

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