渋野日向子 我慢の1日 通算4アンダーでV戦線に踏みとどまる「よく耐えたなと」

[ 2022年8月6日 01:33 ]

米女子ゴルフツアー AIG全英女子オープン第2日 ( 2022年8月5日    英ガレーン・ミュアフィールド・リンクス=6659ヤード、パー71 )

第2ラウンド6番、声援に応える渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 単独首位から出た19年覇者の渋野日向子(23=サントリー)は1バーディー、3ボギーの73で回り、通算4アンダーとした。ホールアウト時点で首位と4打差の6位。バーディーラッシュだった初日からは一転、我慢のゴルフで優勝戦線に踏みとどまった。

 唯一のバーディーは9番パー5。3打目のアプローチをピン奥4メートルにつけると好調なパットでカップの真ん中から沈めた。この日は序盤からティーショットが右に出ていた。初日はフェアウエーキープ率も全体2位(83%)だったが、2番では今大会初めて右のラフに、14番では初めて左のバンカーに入れた。それでも傷口を最小限にとどめる粘りをみせた。

 ホールアウト後、我慢の1日を「きのうに比べたらショットに安定感がなくてなかなかバーディーチャンスにつけられず、このスコアに終わってしまいましたが、内容をみるとよく耐えたなと思ってもいいかなと思います」と総括した。

 序盤が荒れ気味だったショットについては「少し右にミスしてしまうのが多かった。それを嫌がって左に引っかけてしまうというのをスタートからやってしまった。9番のバーディーからは凄くショットの感じは良かったかなと思います。あと2日、チャンスがある位置でプレーできるのであすも悔いが残らないように戦いたいです」と話した。

 予選通過は6月のショップライト・クラシック以来。言葉通り、ショットも徐々に修正され、17、18番では決勝ラウンドでの期待を抱かせるビッグドライブも見せた。スマイリングシンデレラが好位置でムービングサタデーを迎える。 

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2022年8月5日のニュース