ベアーズ女子陸上部が創設「2年後にプリンセス駅伝突破」監督は箱根V経験の高柳氏

[ 2022年8月5日 13:30 ]

24年のクイーンズ駅伝出場を目指す新チーム「ベアーズカメリア」の高橋総監督(左)と高柳監督
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 家事代行サービスを扱うベアーズ社は5日、都内の本社で女子陸上部「ベアーズカメリア」の創設会見を行った。全日本実業団対抗女子駅伝「クイーンズ駅伝」の予選会に当たる「プリンセス駅伝」に来年から参戦予定。2年後の24年クイーンズ駅伝出場を目指す。

 初代監督は、高柳祐也氏が務める。日体大時代に第89回箱根駅伝の総合優勝メンバーで、13年からシスメックス、15年から第一生命の女子陸上部コーチを歴任。指揮官は「チームとして目指せる大会は駅伝しかない。(箱根で)優勝した仲間は一生の仲間。選手にも最大限の努力で結果を出して財産にしてほしい」と語った。

 高柳監督はシスメックスのコーチ時代に04年アテネ五輪金メダルの野口みずきのランニングコーチを担当。「世界一の選手と一緒に走れた経験は大きい。当たり前のレベル、動作一つのレベルが高かった」と語り「しっかり食べて、しっかり練習する。その世界一の選手の練習法が浸透していない」とも指摘。早大スポーツ科学学術院の田口研究室を栄養パートナーとし、新たなアプローチで体調を管理していくという。

 現在は松井沙樹(神戸学院大卒)、上野璃々花(那須拓陽高卒)、河内彩衣琉(松山大卒)、須田笑瑠萌(大阪体育大浪商高卒)、堀尾和帆(環太平洋大卒)の5人の選手が所属している。高柳監督は「創部してすぐにプリンセス駅伝を突破できるチームはあまりない。24年の突破にこだわっている。2年後に突破します」と意気込んだ。

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2022年8月5日のニュース