黒鷲旗バレー8強決まる! 東海大、筑波大…女子は大学勢が健闘、男子は近大善戦及ばず

[ 2022年5月2日 05:30 ]

第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 ( 2022年5月1日    丸善インテックアリーナ大阪 )

<埼玉上尾・東海大>勝利を喜び合う東海大のメンバー(撮影・岸 良祐)
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 1次リーグ男女計16試合が行われ、女子は初日にデンソーを破った東海大が埼玉上尾をストレートで下し連勝。準々決勝進出を決めた。筑波大も日立に勝つなど大学生が健闘。男子は名古屋、FC東京、サントリー、ジェイテクト、パナソニック、東レ、堺のVリーグ勢が順当に8強入りした。

 女子は、東海大が連日のVリーグ勢撃破で決勝トーナメント進出を決めた。第1セットは22―24から逆転で取り第2セットは最大6点差をはね返し、28―26と連取した。中川主将は「負けたくないという強い気持ちで臨んだ結果。決勝トーナメントでも攻めることを忘れないでやりたい」とさらなるVリーグ食いに意欲を見せた。藤井壮浩監督は「選手たち自身で対応できた」と教え子たちを頼もしげに見つめていた。

 男子は、近大が善戦及ばずFC東京にストレート負けした。大学でバスケットボールとの二刀流に挑戦しているムヤカバングは「残念です」と敗退に肩を落とした。延岡学園のバスケット留学生としてコンゴから来日。大学ではバレーに主軸を置き、休日にバスケットに励む。ゴールデンウイーク中には一日に両競技の試合をこなす予定もあり「とても疲れます」と笑いを誘った。将来的には日本国籍を取得しバレーの日本代表入りするのが夢だ。

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2022年5月2日のニュース