女子バスケ東京五輪代表・町田 WNBA挑戦は“VIP”待遇 開幕戦で公式戦デビューへ

[ 2022年4月21日 05:30 ]

女子バスケットボール選手の町田瑠唯
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 Wリーグ富士通から米WNBAワシントン・ミスティクスに加入した町田瑠唯(29)が早ければ5月6日(日本時間同7日)の開幕戦で公式戦デビューする見通しとなった。19年以来3年ぶりの優勝を目指すミスティクスが町田をいち早くフィットさせるため、通訳兼任の新コーチと契約したことも判明。“VIP待遇”で東京五輪のアシスト王を迎え入れる。

 町田は18日に米国内でキャンプを開始したチームに合流するため近く渡米する。WNBA公式サイトによると、契約は「トレーニングキャンプ契約」。12人のメンバー入りは保証されていないが、万全のサポートを受けており、ケガなど不測の事態がない限りは開幕前のカットはないとみられる。WNBAの公式戦に出場すれば、日本人4人目。米国代表で東京五輪金メダルメンバーのアリエル・アトキンズ(25)はキャンプ初日の会見で「(五輪で対戦して)彼女の視野には驚かされた。プレーするのが楽しみ」と期待した。

 ▽WNBA 男子のNBAの支援の下に、1996年に発足した米女子プロバスケットボールリーグ。97年にシーズンがスタート。現在12チームで構成される。日本人では過去に萩原美樹子(サクラメント・モナークス、フェニックス・マーキュリー)、大神雄子(マーキュリー)、渡嘉敷来夢(シアトル・ストーム)がプレー。昨夏の東京五輪を制した米国代表メンバー12人は全員が同リーグ所属。

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2022年4月21日のニュース