東京ベイの新人WTB木田晴斗が初先発「ルーキーらしく、ひたむきに」 第14節・神戸戦のメンバー発表

[ 2022年4月21日 15:09 ]

第14節・神戸戦に向けて練習する東京ベイのWTB木田晴斗(チーム提供写真)
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 ラグビーリーグワン2位の東京ベイ(旧クボタ)は21日、第14節の神戸(旧神戸製鋼)戦(23日、江戸川)の登録メンバー23人を発表した。今年4月に立命大から加入したWTB木田晴斗(23)が初先発。新リーグ初代王者に向け、若い新戦力の躍動にも注目が集まる。

 木田は前節の東葛(旧NEC)戦で途中出場しデビューすると、初トライも記録。「試合になってフィールドに立ってみると、ちょっと力が入る部分があった」と初々しく振り返った。

 2月中旬からチーム練習に参加し、練習試合には2試合出場。2位と好調のチームでポジションを勝ち取るために「(練習試合で)しっかりアピールして、自分の持っている力を出したいと思っていた」という。しかし、最初の練習試合だったBL東京(旧東芝)戦では、プレーした40分間で一度もボールに触れることができず「ちょっとやばいな…」。アピール不足に焦りを感じ「崖っぷちだった」という練習試合2戦目の愛知(旧豊田自動織機)戦で、1トライを奪うなど挽回に成功した。

 レギュラーシーズンは残り3試合。今節戦う神戸は現在7位だが、第3節では敗れていることもあり、重要な試合となる。木田は「初のスターティングメンバーなのでルーキーらしく、ひたむきに自分の持ち味であるランに自信を持ってチャレンジしていきたい」と力強く意気込んだ。

 ◇木田 晴斗(きだ・はると) 1999年(平11)4月9日生まれ、兵庫県出身の23歳。大阪・関西大倉高―立命大。立命大では主将。代表歴はジュニアジャパン、U20。1メートル76、90キロ。

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2022年4月21日のニュース