【体操日本選手権】山田千遥が首位発信 朝日生命撤退発表も「自分はやることをやるだけ」

[ 2022年4月21日 22:34 ]

女子予選で床運動の演技を行う山田千遥(代表撮影)
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 体操の第76回全日本個人総合選手権第1日は21日、東京体育館で女子予選が行われ、山田千遙(朝日生命)が4種目合計53.498点でトップに立った。2位は53.432点で宮田笙子(鯖江体操スクール)。上位24人が23日の決勝に進出した。

 山田は床運動で目標としていた13点台に乗せるなど4種目ミスなくそろえて僅差の首位。「正直、1位通過できるとは思っていなかった。順位よりも練習してきたことを試合に出せればと思っていた。それが4種目に出せて良かったと思います」と笑顔を見せた。

 大会前日に朝日生命が体操事業から22年度限りで撤退することを発表したが、山田は「自分は、今までやってきたことをやるだけだと思っています」と演技に集中していることを強調した。

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2022年4月21日のニュース