伊藤美誠が涙「今日は実力負け」 17歳木原美悠に敗れてアジア大会シングルス代表逃す

[ 2022年4月10日 14:45 ]

卓球アジア競技大会日本代表選手選考会最終日 ( 2022年4月10日    赤羽体育館 )

卓球アジア大会代表選考会>リーグ戦、木原美悠にポイントを奪われ天を仰ぐ伊藤美誠(撮影・沢田 明徳)
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 各組4人によって行われる予選リーグの第3節が行われ、A組の伊藤美誠(スターツ)は2―4で木原美悠(エリートアカデミー)に敗れた。これで決勝に進めず、アジア大会のシングルス代表の座を逃した。

 「木原選手の実力が凄く上がっているし、今日は0―4で負けていてもおかしくなかった。実力負けかなと思います」

 伊藤自身、試合後に目に涙を浮かべながら振り返った一戦。ここまで2勝同士の対戦は、第1ゲームを17歳の木原に先取される。第2、第3ゲームは伊藤が奪ったが、その後のゲームを6―11、5―11、7―11と落とした。

 既にアジア大会の団体への出場が決まっていた中で「まだ出るか分からない。自分自身、その大会に出て良いのか」と語った伊藤。「いっぱい練習をして努力をしたい。いろんな選手に勝てるように努力をして臨みたい」と続けた。

 今大会には男女各8人が出場し、2グループに分かれてリーグ戦方式で対戦。グループ各1位が決勝で対戦し、優勝者はアジア大会のシングルス出場が内定する。ライオンカップ・トップ32を制した張本智和(IMG)、早田ひな(日本生命)の出場は既に内定している。また、各リーグの2位までがアジア大会の団体の代表となる。

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2022年4月10日のニュース