バド遠藤大由&ソノカムに花道「これから違う道。そこでも成功を」感謝祭で誓った再出発

[ 2022年4月10日 19:07 ]

バドミントン男子ダブルスで第一線を退いた東京五輪代表の(左から)遠藤、嘉村、園田と、感謝祭を企画した渡辺
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 バドミントン男子ダブルス東京五輪8強で第一線を退いた遠藤大由(日本ユニシス、現ビプロジー)、園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)の3人の感謝祭が10日、埼玉県上尾市の上尾運動公園体育館で行われた。

 遠藤のパートナーであり、今月からプロ転向した渡辺勇大(ビプロジー)がプロデュースした企画。抽選で選ばれた約800人を前に、日本の男子ダブルスをけん引した2組によるエキシビションマッチやトークショー、プレゼント企画など実施。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)ら日本代表勢も招待され、コーチ業を中心に活動していく3人の花道を飾った。

 遠藤はビプロジー、園田はトナミ運輸のコーチとして、嘉村はヨネックスの女子コーチとして再出発する。五輪2大会出場の遠藤は、渡辺を指導する立場に変わる。遠藤は「勇大じゃなかったら、ここまでの成績を収められなかった。感謝することたくさんある。立場は変わるけど、変わらない渡辺勇大でいてほしいと強く思います」と元相方へエールを送った。

 超低空ラリーで一時代を築いた“ソノカム”ペアの園田は「出会ったのが中学3年の夏。そこから十数年。健士とじゃなかったら東京五輪も出てない。この場所にも立てていない。本当に感謝しています。今までは一緒の道を歩み、これからお互い違う道に分かれる。そこでも成功を祈っている」とし、嘉村も「お互い場所は変わってもやることは1つ。中学から組み、ここまで組んでいるダブルスは他にない。啓悟とじゃなければ、ここまで来ていない。ありがとう」と話した。

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2022年4月10日のニュース