トゥクタミシェワ 政治色押し出したプルシェンコ氏開催のアイスショー参加悔やむ「混乱しています…」

[ 2022年4月10日 19:50 ]

エリザベータ・トゥクタミシェワ
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 15年世界選手権女王のエリザベータ・トゥクタミシェワ(25)が10日、自身のインスタグラムを更新し、9日に男子の06年トリノ冬季五輪金メダリスト、エフゲニー・プルシェンコ氏(39)がロシアのトゥーラで開催したアイスショー「ユニオン・オブ・チャンピオンズ」に参加したことを悔やんだ。

 トゥクタミシェワは、モノクロの自身の写真を投稿し「私はスポーツは政治と切り離されているものを信じていましたが、きょう、それが違ったことがわかりました」とつづり「私はフィギュアスケートが大好きで、自分のしていることを心から愛しています。私は大会に参加したいし、スケートをしたい。そして新しいプログラムを作りたいし、アイスショーに参加したい。しかし、私たちのパフォーマンスが、思考の操作や説得の手段になってほしくない。完全に混乱しています…」と続けた。さらにコメントで「私はそれがどうなるかわかりませんでした。誰も知らなかった、ごめんなさい」と付け加えた。

 プルシェンコ氏はこれまでも、プーチン大統領を「信頼している」と記すなどウクライナ侵攻を擁護するような姿勢を見せており、この日のショーでも、チケットに、ロシア軍の象徴である「Z」の文字を大きく記するなど、政治的要素が強く押し出された。

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