鍵山優真 中京大入学式に出席「環境が一番の決め手」4年後の五輪へ「さらに良い色のメダルを」

[ 2022年4月5日 16:50 ]

入学式のパネルの前でポーズを決める鍵山
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 北京五輪と世界選手権で銀メダルを獲得したフィギュアスケート男子の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ)が5日、中京大の入学式に出席した。

 黒のスーツに身を包み、約3500人の新入生の1人として人生の新たな門出を迎えた18歳。入学式後に取材対応し、現在の思いを語った。

 「(入学は)スケートをやる上で環境が一番の決め手になった。ただ、中学、高校とあまり学校に行けなかったので、大学生活も楽しみたいなと思っています」

 スポーツ科学部に入学し、既に同大学内の通年リンクを練習拠点として活用。父親で2度五輪に出場した正和コーチとともに日々を送っている。充実した環境で練習をこなしつつ、既に履修なども済ませた。

 「授業のことは先輩の横井ゆは菜ちゃんに教えてもらいながら(履修登録を)しました。ほぼ時間割をつくってもらいました(笑い)。スポーツの実技は球技だけで、ラグビーとハンドボールになりました。(第2外国語は)中国語です。漢字なので、フィーリングで“分かりやすいかな”と(笑い)」

 新たな一歩を踏み出した鍵山。さまざまなことに取り組みながらも、その先には4年後の五輪がある。

 「五輪に出るという目標は達成できたけど、まだ優勝できていない。さらに良い演技、さらに良い色のメダルを獲れるように努力していきたい」

 金メダルを目標に、新たな環境で挑戦を続ける。

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2022年4月5日のニュース