体操・寺本明日香「無理のない範囲で」引退試合の全日本は予選の跳馬棄権へ 21日が“ラストダンス”に

[ 2022年4月5日 18:10 ]

体操の寺本明日香
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 体操女子で2大会連続五輪代表の寺本明日香(26=ミキハウス)が5日、自身のツイッターを更新し、現役引退試合となる個人総合の全日本選手権(21~24日、東京体育館)は予選の跳馬を棄権する方向であることを明かした。

 寺本は「コンディションを考慮し、4月21日(木)の女子予選では『跳馬』を棄権する見通しであることをご報告いたします。無理のない範囲で、自分らしい精いっぱいの演技に臨みます」と説明した。

 20年2月に左アキレス腱を断裂した26歳は、昨夏の東京五輪の代表には届かず。今年1月には全日本を最後に現役を退くことを発表していた。個人総合で争うため、跳馬を棄権すれば23日の決勝進出は絶望的。21日の予選が“ラストダンス”になりそうだ。
 

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2022年4月5日のニュース