トヨタ姫野和樹 PO争いへリーダーシップの決意語る「自分がかじを取るというイメージで」

[ 2022年4月5日 23:03 ]

オンライン会見で決意を語るトヨタの姫野(Zoomのスクリーンショットから)
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 ラグビーリーグワンのトヨタが5日、リーグ終盤戦に向けた会見をオンラインで行った。現在は第11節まで終え、残り5試合で勝ち点32の5位。プレーオフ(PO)出場権(上位4チーム)争いへ、共同主将のNo・8姫野和樹(27)がチームリーダーとして決意を口にした。

 昨季はスーパーラグビーのハイランダーズ(ニュージーランド)でプレーし、今シーズンは2季ぶりにトヨタ復帰。ここまで、チームは苦しみながら、シーズン中盤まで戦ってきた。象徴されるのは、3月18日の第10節・横浜戦(秩父宮)だ。前半は9―3とリードして折り返しても、結果は9―20の逆転負け。試合後半に得点が伸びないことが課題だった。姫野も「前半が良くて、後半があまり爆発力がなくて、自分たちの課題に置いている部分」と語った。

 共同主将としての反省もある。試合でトライを奪いにいくか、PGを選択するかでチームに迷いが生じた際など、「一つにまとめるという意味でも、もっともっと自分が先頭に立て、“こういうふうにいくんだ”って主体的にできたんじゃないかなと思う」と振り返った。

 新リーグも、いよいよ終盤に突入する。初代王者を狙うため、まずは4位に入ることが絶対条件。10日のBL東京戦(岐阜)は重要なカードとなる。姫野は「しっかり自分がかじを取るというイメージで、先頭に立って方向性を定めるというリーダーシップは後半戦に向けてやっていかないといけない」と言葉に力を込めた。

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2022年4月5日のニュース