妹・美帆よりもコーチの話題で落涙　高木菜那　インスタライブでも引退を報告

高木美（左）からのプレゼントを手に笑顔を見せる高木菜（高木美のインスタライブから）

　スピードスケート女子で18年平昌五輪で2つの金メダルを獲得した高木菜那（29）が5日、東京都内で会見を開き、現役引退を正式に表明した。会見後には2月の北京五輪1000メートルで金メダルを獲得した妹の美帆（27＝日体大職）が控え室で待ち受けるサプライズを敢行。その模様が美帆のインスタグラムでライブ配信された。

　美帆は菜那が控え室に入る際にクラッカーを鳴らして出迎え。だが菜那はあまり驚く様子がなく、「ねえ、聞いて」と一言。会見では美帆や退任が決まったナショナルチームのヨハン・デビット・コーチの話題にも及んだが、「美帆とかの話はしていても一つも泣けなかったけど、ヨハンの話はダメだったねえ」と明かすと、美帆は「どうなのよ？」と返し、苦笑いを浮かべた。

　その後、引退記念として美帆から高級炊飯器と調理器具を贈られた菜那はにんまり。最後はライブ視聴者に向けて「今まで応援していただき、本当にありがとうございます。第二の人生、頑張っていく、応援また、よろしくお願いします」と笑顔であいさつした。