松山がウッズと握手 7日開幕マスターズへ会場で調整 コースをチェック

[ 2022年4月5日 02:30 ]

松山英樹はタイガー・ウッズと笑顔で握手
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 男子ゴルフのメジャー初戦マスターズ(7~10日)の開幕を7日に控え、前年覇者の松山英樹(30=LEXUS)、タイガー・ウッズ(46=米国)が3日、会場のオーガスタ・ナショナルGCで調整した。

 練習場でショットの調整を行っていた前回王者に、大会5勝のレジェンドが歩み寄った。松山とウッズは笑顔で短い言葉を交わし、がっちりと握手した。

 松山は3月上旬に首から肩甲骨周辺にかけて痛みを発症。前週テキサス・オープンで4週ぶりに復帰したものの、首痛のため第2ラウンド途中に棄権していた。この日は約1時間パット練習と軽めのスイングでショットを打ち込んだ後、ウエッジやパターなど数本のクラブを手にコースをチェック。練習中には首を押さえるしぐさを見せたが、出場する金谷拓実(23=Yogibo)、アマチュアの中島啓太(21=日体大)と談笑する場面もあった。

 「マスターズに向けてしっかり治療していく」と語っていた松山。史上4人目のマスターズ連覇に向け、慎重に調整を進めている。

 《ウッズ、練習ラウンドで歩行可能か確認》ウッズは練習場で調整した後、10番から練習ラウンドを開始した。歩行でのプレーが可能かどうかを確認したものとみられる。昨年2月の自動車事故で右脚に重傷を負って以降はツアーから遠ざかっており、今大会での復帰が期待されているが、3日午前には自身のツイッターに「出場するかどうかは大会当日になるだろう」と投稿。5日の公式会見で、どんな発言をするのか注目される。

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2022年4月5日のニュース