新弟子ドラゴン&タイガー 二所ノ関双子の話を聞け~ 林龍&林虎の目標は“先輩”御嶽海

[ 2022年4月5日 05:30 ]

二所ノ関部屋に入門する双子の兄・林琉(右)、弟・林玲(左)と記念撮影する二所ノ関親方(二所ノ関親方提供)
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 新型コロナウイルスの感染対策で延期されていた大相撲春場所の新弟子検査が4日、東京・両国国技館で行われ、昨年の全国中学校体育大会で長野・木曽町中の団体準優勝に貢献した双子の林琉(りゅう)、玲(れい、ともに15=二所ノ関部屋)兄弟ら受検した34人全員が身長1メートル67、体重67キロ以上(中学卒業見込み者は1メートル65、65キロ以上)の体格基準をパスした。内臓検査の結果と合わせて合格となれば夏場所(5月8日初日)で本場所デビューを果たす。

 2日に入門したばかりの林ツインズは大関・御嶽海と同じ道場、中学出身。ともに故郷の偉大な先輩を目標に掲げる。1メートル71、129キロの琉は「勢いのある大関のように駆け上がっていきたい」と抱負を述べ、1メートル72、118キロの玲も「横綱を目指して頑張りたい」と声を弾ませた。しこ名は兄が林龍(はやしりゅう)、弟が林虎(りんこ)。そろって「(しこ名も)気に入ってます。デビューまでしっかり準備したい」と決意を示した。

 ◇林 琉(はやし・りゅう)玲(れい)2006年(平18)7月4日生まれ、長野県岡谷市出身の15歳。小学5年から木曽少年相撲クラブで相撲を始め、玲は小6の全日本小学相撲選手権で優勝。昨夏の全中の団体戦は兄が中堅で弟が先鋒(せんぽう)。兄弟の見分け方は「ちょっとだけ(身長が)高いのが弟、ちょっとだけ大きいのが兄」(玲)。家族は両親と弟2人。血液型B。

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2022年4月5日のニュース