大坂 2年連続8強、中3日で「試合勘鈍っている」も冷静さ保ち完勝

[ 2022年3月30日 02:30 ]

テニス マイアミ・オープン第7日 ( 2022年3月28日    米マイアミ )

2年連続8強入りを決めた大坂なおみ(AP)
Photo By AP

 女子シングルス4回戦で世界ランキング77位の大坂なおみ(24=フリー)は同50位のアリソン・リスク(31=米国)を6―3、6―4で破り、8強入りを決めた。準々決勝では同11位のダニエル・コリンズ(28=米国)と対戦する。男子シングルスでは西岡良仁(26=ミキハウス)が3回戦で敗退。女子ダブルスの柴原瑛菜(24=橋本総業)エイジア・ムハンマド(30=米国)組は2回戦で敗れた。

 少女時代をマイアミ近郊で過ごした大坂が、思い入れの強い大会で2年連続の8強入りを果たした。ツアー大会の準々決勝進出は1月の全豪オープン前哨戦以来3大会ぶり。不戦勝だった3回戦を除き、全試合でストレート勝ち。中3日での試合となり「試合勘が鈍っていると感じた。自信と感覚を取り戻そうと思った」と冷静にプレーを続けた。

 第1セットは第1サーブの成功率が55%に低迷。ライン際を狙ったショットが外れるなどストロークも精度を欠いたが、いら立つことはなかった。第2セットは「強打を返しにくい」という相手のフォアハンドには強打を控えて対応。修正力が光った。次戦のコリンズには過去2戦2勝。「タフな相手。できる限り、積極的にショットを打ち込んでいきたい」と気を引き締めた。

続きを表示

2022年3月30日のニュース