ラグビー高校選抜大会決勝が中止に 東福岡辞退、報徳学園は初の全国優勝

[ 2022年3月30日 23:48 ]

準決勝の桐蔭学園戦でスペースを突いて抜こうとする報徳学園WTB海老沢(カメラ・中出健太郎)
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 日本ラグビー協会は30日、31日に予定していた全国高校選抜大会(埼玉・熊谷ラグビー場)の決勝、報徳学園(兵庫)―東福岡(福岡)戦を中止とし、報徳学園の不戦勝による優勝にすると発表した。東福岡が1回戦で対戦した国学院久我山(東京)から新型コロナウイルスの陽性者が29日になって確認されたため、大会実行委員会が同校に出場辞退を勧告。同校が受け入れたため、報徳学園の不戦勝となった。

 報徳学園の全国制覇は、選抜大会、冬の全国大会を通じて初。決勝後に予定していた閉会式も中止となった。

 今年度の選抜大会をめぐっては、新型コロナの影響で開幕前に茗渓学園(茨城)、長崎北陽台(長崎)が出場辞退を発表。開幕後も流通経大柏(千葉)、佐賀工(佐賀)が辞退を余儀なくされ、予定されていた試合が中止に追い込まれる結果となった。

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2022年3月30日のニュース