男子・道上、石口が首位発進 昨年9月全国Vの根本は3差4位スタート

[ 2022年3月30日 05:30 ]

スポニチ主催 令和3年度第15回全国小学生ゴルフ春季大会 ( 2022年3月29日    栃木県 烏山城CC=5798ヤード、パー72 )

<第15回全国小学生ゴルフ春季大会>ティーショットを放つ根本悠誠(撮影・河野 光希)
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 今年から2日間競技となり、男子は道上嵩琉(たける、兵庫・渦が森6年)と石口寛樹(奈良・大正6年)が2アンダー70で抜け出し、女子は荻原すいみ(埼玉・明戸6年)がイーブン72でトップ。1打差で寺本朱利(宮城・寺岡6年)が追っている。最終日も18ホールで争われる。

 男子は昨年9月、JGA(日本ゴルフ協会)の全国大会で優勝の根本悠誠(千葉・加茂学園6年)が「前半はショットが良くてパットがダメ、後半はその逆で…」と73、3打差のスタート。市原市の自宅にはコースが併設されており、雨の日以外は毎日のラウンドが可能。目標の優勝へ向け「明日(最終日)はバーディーをいっぱい取ってノーボギー」と気持ちを切り替えた。

 ≪女子は本村姉妹が2日目逆襲誓う≫女子は74で2打差3位に付けた本村紅音(兵庫・小浜5年)は妹・彩歌(小浜3年)と姉妹そろって2年連続の出場だ。昨年13位の紅音は後半のインで35と伸ばしたが「アンダーが目標でした。でもセカンドは良かったです」とチョッピリ不満そうで「2日間の方がいい。明日はアンダーで優勝したい」と逆転を狙う。姉妹一緒に毎日約3時間の練習を続けており、最年少出場で89と出遅れた彩歌は「距離が届かないので、パター、アプローチでカバーしたい」と話す。

 ≪15回目の今大会から2日間競技に≫15回目を迎えた今大会から2日間競技となった。小学生のレベルは年々上がり、優勝スコアも2大会連続でアンダーを記録しており「より実力を発揮できるよう」と変更になった。またYouTubeの「スポニチチャンネル」でのライブ配信もスタート。新型コロナ感染予防のため、会場に来られない家族も多く、選手のプレーを手軽に見られるよう、今回は男女スタートホールの様子が配信されている。

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2022年3月30日のニュース