かなだい 全力で楽しんで日本勢初トップ10入り目指す!フィギュア世界選手権

[ 2022年3月23日 05:30 ]

本番リンクで練習する村元哉中・高橋大輔組(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートの世界選手権は23日、フランス・モンペリエで開幕する。25日から始まるアイスダンスで初出場の村元哉中(かな、29)、高橋大輔(36)組(関大KFSC)は日本勢初の10位以内を目標に掲げた。

 上位のロシア勢がウクライナ侵攻のために国際大会から除外。2人は今季の合計点ベストで出場10番手となるが、ミスの許されない試合となる。「トップ10に食い込みたい」と意気込んだ高橋は「ビビらず思い切り、全力で世界選手権を楽しめれば」と語った。

 世界選手権でシングル優勝経験のある高橋は種目を変えて実に9年ぶりの出場となる。村元も4年ぶりで、この日から公式練習に参加した2人は旧知の選手らとの交流が刺激になった。2位だった1月の四大陸選手権以降はさらなる加点を求めて追い込んできた。村元は「悔いなく、思い切り滑りたい。お互いを信じ合って楽しみたい」と強調。今月ともに誕生日を迎え、スケーターとしての深みも増した2人が、いよいよ勝負に挑む。

 ≪鍵山、宇野、友野が3人“共演”≫午前のサブリンク練習で表彰台独占が期待される男子日本勢3人が一堂に会した。前日から現地調整していた北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)に加え、同銅メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)、四大陸選手権2位の友野一希(セントラルスポーツ)も合流。三者三様に調整を進め24日のショートプログラムから始まる戦いに向かう。

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2022年3月23日のニュース