高安が11日目に初黒星…若隆景との“V争い直接対決”に敗れ1敗で並ぶ　貴景勝はカド番脱出8勝目

大相撲春場所11日目 （ 2022年3月23日    エディオンアリーナ大阪 ）

＜春場所11日目＞高安を寄り切りで破る若隆景（右）（撮影・後藤　正志）
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　大相撲春場所は23日、エディオンアリーナ大阪で11日目の取組が行われ、ただ一人無敗だった平幕・高安（32＝田子ノ浦部屋）が優勝を争う1敗の関脇・若隆景（27＝荒汐部屋）と直接対決。寄り切りで敗れ初黒星。高安、若隆景の2人が1敗で首位に並ぶことになった。

　悲願の初優勝を狙う高安だったが“注目の一番”に敗れ11日目にして初黒星。10勝目を挙げた若隆景に勝ち星で並ばれることになった。

　若隆景と並び1敗で首位を追う平幕・琴ノ若は結びの一番で大関・貴景勝と対戦するも、突き落としで敗れ2敗目。勝った貴景勝は8勝目を挙げ、カド番を脱出した。

　大関・御嶽海は関脇・阿炎を引き落としで下し9勝目。2敗をキープし、あす12日目には高安との直接対決を迎えることになった。

　カド番の大関・正代は平幕・宝富士を突き落としで下し6勝目（5敗）。11日目にして初めて白星先行することになった。また、3敗の平幕・栃ノ心は吊り出しで照強を下し8勝目。10場所ぶりの勝ち越しを決めた。