ウクライナの東京五輪銅・マフチフが女子走り高跳び優勝「母国守りたい」と砲撃避け会場へ

[ 2022年3月21日 05:30 ]

女子走り高跳びで優勝したマフチフ(AP)
Photo By AP

 陸上の世界室内選手権第2日は19日、セルビアのベオグラードで行われ、女子走り高跳びで東京五輪銅メダリストのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)が2メートル2で優勝した。

 ロシア軍の侵攻開始後に自宅があるウクライナ東部のドニプロを脱出。砲撃を避けながら車を3日間、計2000キロ走らせてベオグラードに到着し、練習不足の状況で優勝した。帰国のめどは立っていないが「このメダルはウクライナと全国民、全兵士のもの。自分は国際大会に出て母国を守りたい」と話した。

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2022年3月21日のニュース