ウクライナ初の大相撲力士、獅司が3場所連続の勝ち越し この日も大きな拍手

[ 2022年3月21日 14:20 ]

大相撲春場所9日目 ( 2022年3月21日    エディオンアリーナ大阪 )

<春場所9日目>鳴滝を押し出しで破る獅司(右)(撮影・後藤 正志)
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 ウクライナ初の大相撲力士で西幕下17枚目の獅司(25)=本名・ソコロスキー・セルギイ、入間川部屋=が鳴滝(伊勢ノ海部屋)を押し出しで下し4勝1敗で勝ち越しを決めた。連日、館内の注目度も高まり、この日も館内放送で「ウクライナ出身」と紹介されると、館内から大きな拍手が沸き上がった。

 出身地はザポリージャ州メリトポリ市。相撲は15歳から始めアマチュアの世界大会で活躍し2018年に来日。20年春場所で初土俵を踏み、番付にしこ名が載った夏場所から7場所連続で勝ち越して幕下上位に駆け上がった。自己最高位の東幕下8枚目だった昨年秋場所で途中休場し初の負け越しを経験。その後3場所連続の勝ち越しで、夏場所は十両昇進が狙える15枚目以内に番付を上げることが確実となった。

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