五輪代表勢で表彰台独占 3位・平野海祝「追い込まれて力を出せた」スノボ・ハーフパイプ全日本選手権

[ 2022年3月21日 18:49 ]

スノーボード全日本選手権ハーフパイプ最終日 ( 2022年3月21日    青森スプリング・スキーリゾート )

スノーボード全日本選手権ハーフパイプ男子で(左から)優勝した平野流佳、2位の戸塚優斗、3位の平野海祝
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 前年優勝の戸塚優斗(ヨネックス)は2位、平野海祝(日大)は3位に入り、ともに北京五輪代表の意地を見せた。

 戸塚は1回目、2回目ともに1発目の技で転倒し、2回目を終えてまさかの暫定12位。予選1位だったため、3回目も最終滑走という極度のプレッシャーが懸かる状況だったが、最後は高回転技4発をクリーンに決めて90・0点。優勝した平野流にわずか1点及ばなかったが、ここ一番で集中力の高さを発揮し「難しかったけど、楽しかった。もっと頑張ります」と話した。

 平野海も2回目までは得点を伸ばせず。3回目は持ち味であるエアの高さを発揮して3位に食い込み、「追い込まれて力を出せた」と振り返った。今季は五輪の兄弟出場を果たすなど、飛躍のシーズンになった。「今までにない経験をして、勝負強さにつながった。このまま進歩し続けたい」とさらなる活躍を誓った。

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2022年3月21日のニュース