堀島 男子デュアルモーグル2位 今季のW杯の全12戦で表彰台に

[ 2022年3月21日 05:30 ]

W杯モーグル最終戦で2位に入った堀島行真のエア
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 フリースタイルスキーW杯は19日、フランス・メジェーブでモーグル最終戦が非五輪種目のデュアルモーグル形式で行われ、男子の堀島行真(トヨタ自動車)は2位で、今季のW杯の全12戦で表彰台に立った。杉本幸祐(デイリーはやしや)は22位。ミカエル・キングズベリー(カナダ)が優勝し、今季9勝目、通算74勝目を挙げた。デュアルモーグルの種目別もキングズベリーが制し、堀島は2位となった。女子の川村あんり(東京・日体大桜華高)は8位に入り、モーグル総合では3位だった。

 男子の堀島はシーズン終盤に「目標になってきていた」という全戦表彰台を成し遂げ「今までのキャリアの中でなかった。凄くうれしい」と笑顔を見せた。準決勝は北京冬季五輪金メダルのバルベリ(スウェーデン)に競り勝ち「プレッシャーを感じる経験ができてよかった」と話した。今季はモーグル総合とモーグル種目別、デュアルモーグル種目別の全てでキングズベリーに次ぐ2位。「スピードの中での安定感」に差があると考え「来季は何か一つでも1位になれるように頑張りたい」と意欲を示した。

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2022年3月21日のニュース