シーホークスのQBウィルソンがブロンコスへトレード MVPのロジャースは現役続行

[ 2022年3月9日 09:24 ]

ブロンコスへトレードされるシーホークスのQBラッセル・ウィルソン(AP)
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 ともに昨季7勝10敗に終わったNFLシーホークスとブロンコスがトレードに合意。シーホークスからは2014年のスーパーボウル制覇に貢献したQBラッセル・ウィルソン(33)がドラフト4巡目の指名権とともに、そのスーパーボウルで倒したブロンコスに移籍することになった。

 AP通信やスポーツ専門局のESPNなどが8日に報じているもので、ブロンコスの交換要員は24試合の出場歴があるQBドリュー・ロック(25)のほか、TEノア・フォント(24)、DLシルビー・ハリス(30)の3選手。さらにドラフト1巡目指名権と2巡目指名権がそれぞれ2つずつ、5巡目指名権が1つシーホークスに譲渡される。

 ウィルソンはウィスコンシン大から2012年のドラフト3巡目(全体75番目)に指名されてシーホークス入り。180センチと小柄なサイズのQBながらインターセプトの少ないQBとして徐々に実力を発揮し、スーパーボウルには2014年と15年に2度出場。14年にはブロンコスに43―8で勝ち、15年はペイトリオッツに24―28で敗れた。

 高校卒業時には野球の内野手として大リーグのドラフトでも41巡目にオリオールズが指名。2014年にはレンジャーズの春季キャンプに参加したこともある。

 一方、昨季に通算4度目のMVPに選出されながら去就が注目されていたパッカーズのアーロン・ロジャース(38)は現役続行を決断。パッカーズと新たに契約を締結して2022年シーズンもプレーする意思を示した。

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