体操男子ロシア選手 胸に「Z」正当性を主張、ウクライナの挑発が発端

[ 2022年3月9日 05:30 ]

「Z」マークをユニホームにつけて5日の体操種目別W杯に出場したロシアのイワン・クリアク(ユーチューブ映像より)
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 体操の種目別W杯(ドーハ)男子平行棒で3位に入り、ロシア軍を象徴する「Z」マークをユニホームの胸につけて表彰台に上がったイワン・クリアク(20=ロシア)が7日、正当性を主張した。国際体操連盟(FIG)は懲戒手続きに入る方針を示しているが、クリアクはロシアのメディア「チャンピオナット」に対し、ウクライナ選手が国旗を身にまとい「ウクライナに栄光あれ」と叫ぶなど挑発してきたのが発端と説明。「政治的行為は禁止されていた。我々の大会からの除外も要求してきた」と強調した。

 また、Zマークは「勝利」「平和」を表すものと説明。胸のロシア・オリンピック委員会(ROC)のロゴをテープで隠すように指示されたため「自分がどこから来たのか示したかった」と話した。

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2022年3月9日のニュース